【PDF無料型紙】折りたたみ大容量エコバッグの作り方を写真で紹介

A3ショップバッグの写真

※ リライト前の記事のため、構成が違うことに関してはご容赦ください。

2020年7月1日より、レジ袋の有料化(経済産業省のページ)が始まりました。
そこで今回は「大容量に耐える丈夫なA3サイズ買い物袋」の作り方を紹介します。

A4用紙に印刷して作れるPDFパターンデータを無償提供します。
使い勝手を考えてポケットを付けていますが、縫うことが難しそうな場合は除外しても問題ないです。
お好みのトートバッグを作ってみましょう。

このパターンのポイント

A3ショップバッグの内部写真
「買い物をするときに使いやすい」ことを重視したパターンです。
そのため、以下の点を考慮して作りました。

  • 買い込み対策として重量に耐える構造(写真は、2Lペットボトルが5本入っています。)
  • 財布やキーケース、スマホなどが取り出しやすい内ポケット
  • 水分補給用のボトルを入れられる外ポケット

おまけの機能として、コンパクトに畳むためのスナップも付けました。

初めて縫い物をする人にはやや難しいかもしれませんが、何度か縫い物をしている人は簡単に縫えると思います。
自信のない方は、以前公開したシンプルトートを縫ってみることをオススメします。

【PDF無料型紙】シンプルなA4トートバッグの作り方を写真で紹介
A4トートバッグの【無料PDF型紙】【縫い方の説明】のページです。 A4サイズの雑誌と長財布が入るギリギリのサイズ感を見極めて、スッキリとした見た目を重視しています。

パターンデータ

使用上の注意点

パターンデータなどを無償で提供するにあたり、以下の点を守ってください。

  • 商用利用は禁止です。
    パターン・縫製工程表・製作物 などの販売は禁止です。
    また、有料の手芸教室などで使用することも禁止です。
  • パターンデータを再配布することは禁止です。
    リンクを貼る場合はPDFのリンクを貼らず、このページのリンクを貼ってください。

これらの事をご理解いただける方のみ、ダウンロードをしてください。

パターンデータをダウンロード

A3サイズ買い物袋のパターンデータ をダウンロード

ご家庭のプリンターを使用することを前提としたパターンのため、通常のパターンデータと違い、分割して印刷されます。
そのため、複数のパーツの「のりしろ と のりつけ」を貼り合わせてパターンを作ってください。
分割数は、縫製工程表のパーツ名にかいてある四角形の数を見て確認してください。

準備する

パターンを用意する

A3ショップバッグのパターンの写真
ダウンロードしたPDFパターンデータを、A4サイズに印刷してください。
この時、縮尺を変えたり、紙のフチを落としたりするとパターンがうまく使用できなくなる恐れがあるため、やめてください。

印刷し終えたら、まず「縫製工程表」を確認してください。
ここで、各パターンの分割数を確認します。
例えば、「内ポケット」という名前のパーツを見てみると、四角形が3段重なって、2列に分かれています。
これは、「3つに分割されて、半身のみ印刷しています」という意味のです。
同じ名前のパーツを3つ見つけて、「のりしろ と のりつけ」の同じ記号同士を貼り合わせた後、わ印 の位置で折り、倍のサイズで裁断してください。
(半身の二重丸が、線対称でコピーされて二重丸に戻るイメージです。)

また、縫製工程表には「バッグ・左脇」「バッグ・右脇」という2種の名称がありますが、使用するパターンは一緒のため、
パーツ名称は「バッグ・脇」
裁断数は「オモテ地×2」という様に書いています。

今回のデータの内訳は、以下の通りです。
1~2ページ:縫製工程表
3~6ページ:バッグ・中心
7~9ページ:内ポケット
10ページ:外ポケット
11~13ページ:バッグ・脇
14ページ:底板・脇
15~17ページ:持ち手

底板とポケットは任意で使用するパーツのため、不要な人は「1-6 , 11-13 , 15-17」という様にページを指定して印刷してください。

裁断する

A3ショップバッグの裁断物の写真
生地が厚く重なる部分があるため、厚手のデニム生地などは避けましょう。
パターンの地の目線は一方柄で書かれていますが、タテ地の目に対して平行または垂直であれば、さほど問題はないです。
生地に合わせて調整してください。

作る

ここからは、縫製工程表を見ながら手順を追ってください。

アイロン・下準備をする

裁断したての平面な状態で、アイロンで折り癖をつけておくと縫製がしやすくなります。

持ち手
①中心を半分に折ります。
②折った部分を開き、両端が中心で突き合わせになる様に折り、また半分に折ると、3cm 幅4 つ折りの帯になります。
③その後、すべて開きます。
A3ショップバッグの持ち手の写真1
外ポケット
ポケットの口を、3cmで2回折ります。
A3ショップバッグの外ポケットの写真1
A3ショップバッグの外ポケットの写真2
ポケットの底を、1cm 折ります。
A3ショップバッグの外ポケットの写真3
内ポケット
ポケットの口を、3cmで2回折ります。
このパーツは両端がそれぞれ違う種類のポケットの口になるので、両端ともこの下準備を行います。
A3ショップバッグの内ポケットの写真1
A3ショップバッグの内ポケットの写真2
バッグ・中心
バッグの口を、3cmで2回折ります。
このパーツは両端がバッグの口になるので、両端ともこの下準備を行います。
A3ショップバッグのバッグ・中心の写真1
A3ショップバッグのバッグ・中心の写真2
バッグ・左右脇
バッグの口を、3cmで2回折ります。
A3ショップバッグのバッグ・脇の写真1
A3ショップバッグのバッグ・脇の写真2
底布・左右脇
バッグの前面・後面のなる辺の端を、1cmで折ります。
A3ショップバッグの底布・脇の写真1

縫う・各パーツを縫う

まずは、各パーツを完成させます。
中間アイロンをしなくても仕上がりに大きな影響はないため、省きます。

持ち手
持ち手を4本ともすべて縫い合わせて、1本の輪にします。
縫い目が出るほうが違っていたり、輪がねじれて繋がってしまったりしない様に注意してください。
A3ショップバッグの持ち手の写真3
外ポケット
ポケットの口を、2.5cm で伏せ縫いします。
A3ショップバッグの外ポケットの写真4
内ポケット
ポケットの口を、2.5cm で伏せ縫いします。
このパーツは両端がそれぞれ違う種類のポケットの口になるので、両端とも縫います。
A3ショップバッグの内ポケットの写真3
マチになる部分を作るため、マチの底面と側面を縫い合わせます。
どちらも、角から切り込み迄の3cm間で縫い止めます。
A3ショップバッグの内ポケットの写真4
バッグ・中心
バッグの口を、2.5cm で伏せ縫いします。
このパーツは両端がバッグの口になるので、両端とも縫います。
A3ショップバッグのバッグ・中心の写真3
バッグ・左右脇
バッグの口を、2.5cm で伏せ縫いします。
A3ショップバッグのバッグ・脇の写真3
バッグの底を1cm縫い合わせます。
その後、底の縫い代を片倒ししながら、0.5cmでステッチをします。
角から6cm間は後の工程で隠れてしまうため、無理して角の先の方まで縫わなくても問題ないです。
(この工程を縫い終えると写真の下部の様になり、次の工程を縫い進めると写真の上部の様に角が隠れてしまいます。)
A3ショップバッグのバック・脇の底縫いの写真1
※ キッチリと縫いたい人は片倒しアイロンをしても良いですが、底面であまり目立たないため中間アイロンは割愛しています。

縫う・パーツを縫い合わせる

パーツを縫い合わせていきます。

バッグ中心 + 内ポケット
バッグ中心の内面に内ポケットを配置し、前面・後面につくポケットをそれぞれ縫います。
前面内側・フラットポケット
ポケットの底になる部分を、ステッチで縫い付けます。
そのステッチから0.5cm底側にもう一本ステッチを縫い、ポケットの底を補強します。
A3ショップバッグの内ポケット縫い付けの写真1
後面内側・マチ付きポケット
ポケットの底に向けて、マチ付きポケットの口と、フラットポケットの底からそれぞれ、バッグとポケットの縫い代の端を合わせていきます。
両側から縫い代を合わせていくと、ポケットの底の近くの縫い代で、切り込みを入れた三角の端部分が重なります。
また、ポケットのマチを縫った際にできた三角の端部分も、同じような位置で重なります。
この2つの三角の端部分を下にして重ねて、ポケットの底になる部分を、ステッチで縫い付けます。
文字だと分かりにくいですが、以下の写真を見ると分かると思います。
1.縫い代を合わせた後に、ポケットの底を縫い始めた写真
A3ショップバッグの内ポケット縫い付けの写真2
2.ポケットの底を縫い終えた写真
A3ショップバッグの内ポケット縫い付けの写真3
3.縫い終えた部分をめくり、三角の端部分が縫い込まれていることを確認した写真
A3ショップバッグの内ポケット縫い付けの写真4
両側を縫い終えると、以下のような状態になります。
A3ショップバッグの内ポケット縫い付けの写真5
バッグ・脇 + 底布
バッグ・脇の底の角を頂点として、二等辺三角形を作ります。
その頂点から角の二等分線を5cm落とした位置に、底布の端がくるように配置してください。
(以下の写真は、手前側を少しめくり、底布の端が見えやすい様にしています。)
A3ショップバッグのバック・脇の底縫いの写真2
二等辺三角形の頂点から6cmの位置(底布の端から1cmの位置)で、二等辺三角形の底角同士をつなぐ12cm間を縫います。
(この作業は、バッグのマチ12cmを確保するとともに、バッグの底布を縫い付ける作業です。
同時に行うことが難しいと思う場合は、「バッグの角だけを12cm縫い、同じ場所に底布を縫い付ける」という様に、2回に分けても良いです。)
A3ショップバッグのバック・脇の底縫いの写真3
縫い目を折り、バッグの底面にマチで余った三角部分を、0.5cmのステッチで縫い付けます。
(このステッチを省きたい場合は、バッグの底面に三角部分の頂点を返し縫いして止めつけるだけでも良いです。)
A3ショップバッグのバック・脇の底縫いの写真4
底布の3辺を0.5cmのステッチでコの字に縫い付けます。
A3ショップバッグのバック・脇の底縫いの写真5

縫う・外ポケットを縫い付ける

バッグ・中心の外面に外ポケットを配置し、ポケットの底を0.2cm と1cm のダブルステッチで縫い付けます。
A3ショップバッグの外ポケット縫い付けの写真1

縫う・バッグ・中心に縫い合わせる(左脇)

バッグの中心と左脇のパーツを、2.0cm で縫い合わせます。
このとき、縫い代は外側に出してください。
A3ショップバッグのバッグ縫い合わせ・左の写真1
A3ショップバッグのバッグ縫い合わせ・左の写真2
A3ショップバッグのバッグ縫い合わせ・左の写真3

縫う・バッグ・中心に縫い合わせる(右脇)

4-5と同様に、
バッグの中心と右脇のパーツを、2.0cm で縫い合わせます。
このとき、縫い代は外側に出してください。
A3ショップバッグのバッグ縫い合わせ・右の写真1

アイロン・持ち手の帯の輪を成形する

4つのパーツを縫い合わせた縫い代を割ります。
A3ショップバッグの持ち手の写真4

下準備した折り目を目安に4つ折りにして、3cm幅の持ち手の帯の輪にします。
A3ショップバッグの持ち手の写真5

縫う・持ち手で縫い代を挟む

持ち手の輪を半分に折ります。
この時、持ち手を縫い合わせた部分に、半分にしたときの折り目が来ない様に注意してください。
この折り目をそれぞれ、バッグの底面の中心(縫い目)に合わせながら、バッグの縫い代を持ち手の中心に差し込みます。
写真は、持ち手の帯を開いている状態です。
A3ショップバッグの持ち手縫い付けの写真1

バッグの縫い代を挟む様に持ち手を閉じ、持ち手の わ側 から2.5cm(持ち手の端側から0.5cm)で縫います。
A3ショップバッグの持ち手縫い付けの写真2

持ち手を1周ぐるりと縫い続けます。
バッグの縫い代がある部分と、持ち手だけの部分の段差では負荷が偏りやすく、糸切れが発生しやすいです。
そのため、持ち手だけの部分をつなげて縫う際に、少しだけ返し縫いをしておくと丈夫に仕上がります。
A3ショップバッグの持ち手縫い付けの写真3

縫いあがると、以下の様になります。
A3ショップバッグの持ち手縫い付けの写真4

アイロン・バッグの縫い代を折る

持ち手を縫い付けた後、バッグの縫い代を3cm で折ります。
(本来3cmの縫い代の部分を、4-5と4-6では2cmで縫い、4-8では2.5cmで縫い、この工程で3cmで折ります。)
アイロンで折るまでもない様に思いますが、縫いながらウラの生地を引くのは意外と失敗しやすく、余ったり、ねじれたり、引きつれたりします。
そのため、バッグをウラ返し、持ち手幅分だけ自然に折り返る様にアイロンで折ります。
A3ショップバッグの裏をアイロンした後の写真

縫う・バッグを仕上げる

バッグをオモテに返し、持ち手を わ側 から0.5cmで縫います。
持ち手を縫い付ける時と同様にバッグの底から縫いはじめ、0.5cmのステッチでバッグに縫い付けていきます。
4-8と同様に、
バッグの縫い代がある部分と、持ち手だけの部分の段差では負荷が偏りやすいため、持ち手をつなげて縫う際に少しだけ返し縫いをします。
A3ショップバッグの持ち手部分のステッチ写真1

バッグの口の持ち手部分に、補強ステッチを縫います。
四角の左下の角から縫いはじめ、
四角く縫った後、ヒダリ下→ミギ上の対角線、ミギ上→ヒダリ上の上辺、ヒダリ上→ミギ下の対角線、ミギ下→ヒダリ下の順に縫います。
(しっかりと補強縫いができていれば、この順番通りでなくても問題ないです。)
A3ショップバッグの持ち手部分のステッチ写真2

これで、袋自体は完成です。

その他・スナップを付ける(畳み方説明付き)

持ち歩きの際に、コンパクトに畳んでおきたい人は、スナップを付けてください。
外ポケットのものを取り出す時に引っかかりにくい様に、上側に凹ボタン、底側に凸ボタンとパターンには記していますが、逆になっても問題はないです。
A3ショップバッグのスナップ付け写真1
A3ショップバッグのスナップ付け写真2

スナップボタンを付けたら、畳んでみましょう。

バッグを平らに置きます。
A3ショップバッグのスナップ付け写真2
バッグのミギ脇を内側にへこませて、バッグの中心へ押し込みます。
A3ショップバッグのたたみ写真2
バッグのヒダリ脇も同様に内側にへこませて、バッグの中心へ押し込みます。
A3ショップバッグのたたみ写真3
バッグの底面が折れない様に、前後をタテにずらします。
A3ショップバッグのたたみ写真4
バッグの内側に、持ち手をしまいます。
A3ショップバッグのたたみ写真5
バッグをタテ1/3に畳み、スナップで留めます。
A3ショップバッグのたたみ写真6
A3ショップバッグのたたみ写真7

これで、元のサイズの1/9程度に畳めます。
職場に置いておいたり、予備として持ち歩いたりするときに便利です。
使い方に応じて、お好みでスナップを付けてください。

まとめ

買い物にはエコバッグを持参することが主流になっていますが、感染症対策も気になるところです。
買い物のたびに洗えるように、使い勝手のいいバッグをいくつか作っておきましょう。

p.s. シルバー生地にピンクの糸が目立たず、若干分かりにくい写真になってしまい、申し訳がないです。

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