【PDF無料型紙】水が飲めるくちばしマスクBの作り方を写真で紹介

パロットマスクBの製品と鳥の写真

※ リライト前の記事のため、構成が違うことに関してはご容赦ください。

マスクを着けていても喉は乾きます。
そこで今回は「着用しながら水が飲める布マスク type-B」の SS~4Lサイズ のパターンと縫製工程表を提供します。
PDFデータをダウンロードして、A4用紙に印刷して使ってください。

このマスクは、オウムのくちばしの様に開閉することができるため、着脱をしなくても水が飲めます。
こまめな水分補給が必要なこれからの時期に役立ててください。

このパターンのポイント

パロットマスクBの完成写真8-3-3
「マスクを着用しながら水が飲める」ため、外出先での着脱回数を減らすことができるのが特徴です。
今までの完全防備型のマスクではなく、乾燥しやすい時期に、水分不足による体調不良を起こさないための生活密着型に変化したマスクです。
また、マスクの開閉時にマスクの内側を触らずに済むことも、重要な特徴の一つです。

このtype-Bは、ほほに接ぎ目を入れることで、type-Aの縫製で難しかった角縫いをなくしていることが特徴です。
口角パーツが一体になっており、口の脇からの空気の出入りが少なく、密閉感は通常のマスクに近いです。
※ Aの「くちばし + 口角」と、Bの「口角複合の くちばし」は、好みに応じて組み替えることが可能です。

パターンの難易度は「難しい ← A ・ B ・ C  → やさしい」の順で並んでいるので、縫製が苦手な人はtype-Cから作ってみると良いです。

【PDF無料型紙】水が飲めるくちばしマスクAの作り方を写真で紹介
着用しながら水が飲めるマスクの【無料PDF型紙・SS~4L】【縫い方の説明】のページです。 鳥のくちばしに似せているため、子どもも進んで着用してくれます。
【PDF無料型紙】水が飲めるくちばしマスクCの作り方を写真で紹介
着用しながら水が飲めるマスクの【無料PDF型紙・SS~4L】【縫い方の説明】のページです。 鳥のくちばしに似せているため、子どもも進んで着用してくれます。

パターンデータ

使用上の注意点

パターンデータなどを無償で提供するにあたり、以下の点を守ってください。

SNSでの公開は OK
「それでもアパレル の無料パターンを使用した」と明記していただけると、ありがたいです。
製作物を販売は、条件により OK
必ず「それでもアパレル の無料パターンを使用した」と明記してください。
製作者のオリジナルである様な書き方は禁止です。
パターンや仕様書などの転売は 禁止
無償で提供しているデータの転売は禁止です。
また、パターンや仕様書に修正や変更を加えて販売することも、転売と同様に禁止です。
パターンや仕様書などの再配布は 禁止
直接PDFのリンクを貼ることも再配布と同様に禁止なため、
リンクを貼りたい場合は、現在読んでいるページのリンクか、トップページのリンクを貼ってください。
有料の手芸教室などで使用することは、条件により OK
パターンを使用すること自体は OK ですが、
必ず「それでもアパレル のホームページでパターンを無償で提供している」ことを伝えたうえで、個人個人でパターンをダウンロードして仕様してください。
教室内などであっても、パターンや仕様書を再配布することは NG です。

また、弊社が提供するパターンや縫製仕様書等の情報により何らかの不利益を生じたとしても、一切の責任を負いかねます。
これらの事をご理解いただける方のみ、ダウンロードをしてください。

パターンデータをダウンロード

「着用しながら水が飲めるパロットマスク・type-B」のパターンデータをダウンロード

ご家庭のプリンターを使用することを前提としたパターンのため、「わ どり」のパターンを展開していないものがあります。
そのため、同型のパーツを2枚貼り合わせてパターンを作ってください。

他のデザインを希望する方は、以下のページもご確認ください。

【PDF無料型紙】防護力No.1黒子風マスクの作り方を写真で紹介
黒子風マスクの【無料PDF型紙・SS~4L】【縫い方の説明】のページです。 布マスクにマウスシールドと同等の防護力を増した防護特化型のデザインです。
【PDF無料型紙】華やかなダーツマスクの作り方を写真で紹介
ダーツマスクの【無料PDF型紙・SS~4L】【縫い方の説明】のページです。 表裏の生地を変えることで形状保形性をあげやすいデザインです。
【PDF無料型紙】華やかなカーブマスクの作り方を写真で紹介
カーブマスクの【無料PDF型紙・SS~4L】【縫い方の説明】のページです。 表裏の生地を変えることで形状保形性をあげやすいデザインです。

準備する

パターンを確認する

ダウンロードしたPDFパターンデータを確認してください。

これから必要なものは、以下の2点です。

  • 縫製工程表
  • 自分に合ったサイズのパターン

自分にとって必要なページを確認しておき、不要なページを印刷しない様にしましょう。

パターンを印刷する

パロットマスクBのパターンの写真

ダウンロードしたPDFパターンデータから、必要なページをA4用紙に印刷してください。
この時、縮尺を変えたり、紙のフチを落としたりするとパターンがうまく使用できなくなる恐れがあるため、やめてください。

自分に合ったサイズがまだ分からない人は、自分の顔に合いそうなサイズとその前後を含む3サイズを印刷して、紙を組み立てて顔に当ててみてください。
同時に、マスクのゴムの長さも決めると、後の作業が楽になります。

女性には M~Lサイズ が合うことが多く、
男性には Lサイズ前後  が合うことが多いです。
マスクのゴムは、縫い代を含まず片耳で 20cm前後 になることが多いですが、開閉する機工が加わるため、通常よりもほんの少しきつめにすることをオススメします。

顔の形状や大きさ、耳にかかる負荷などの好みによっても変わるため、
まずはマスクパーツを紙のまま組み立ててみて、顔に当てて確認し、自分に合うサイズ感が分かってから必要なページすべてを印刷しましょう。
※ 組み立てたパターンを顔に当てる時は、紙の切り口で肌を傷つけないように注意してください。

例)平均的な体格の女性がマスクのサイズを決める場合

  1. Mサイズ辺りと予想して、S・M・Lのマスクパーツのみ印刷するために、印刷ページの指定に「3-7」と入力し、5ページを印刷する。
    (サイズ確認にのみ、元型であるダーツマスクを使用しても良い。)
  2. パターンを切り抜く。
    このとき半身のパーツがあるときは、もう一枚紙を貼ってから半分にして切り抜く。
    また、でき上がりサイズを決めるだけのため、縫い代はいらない。
  3. テープなどで、パターンを組み立てる。
  4. 付け心地を確認する。
    「ゆったりしているのが好みだが、パターンを大きくしてしまうと喉元に当たることと、重くなることから、Mサイズにしてゴムを少し長めにとる」など、好みも含めて確認をしてください。
  5. Mサイズで作ることを決めたので、縫製工程表とMサイズパターンを印刷するために、印刷ページの指定に「1,4-5」と入力し、3ページを印刷する。

資材を用意する

パターンが決まったら資材の必要尺を出して、用意しましょう。

オモテ地
口元に触れる生地のため、肌触りが良く、生地組成が密なものが良いです。
また、開閉する機工により縫い重なる部分も多いため、厚手の生地は避けた方が良いです。
平ゴム
4~6コールの平ゴムが良く、コール数が大きくなればなるほど引っ張る力が強くなるため、長くして緩める必要があります。
丸ゴムでも代用可能ですが、平ゴムの方がミシンで縫いやすく、マスクを開ける際にも安定しやすいです。
Mサイズで片耳20cm前後必要なため、マスク1枚あたり50cm程度必要だと思っておいてください。

裁断する

パターンに書いてある「生地の種類 × 枚数」に沿って裁断をしましょう。
(嘴飾りなどのパーツを任意で外す場合は、間違って裁断してロスにしない様にしてください。)
パロットマスクBの裁断パーツの写真

本来は、すべて同じ生地で裁断しますが、
ここでは説明の分かりやすさと、鳥らしいイメージを重視して、パーツごとの生地を変えています。
カラーリングのイメージは「オキナインコ」です。

作る

ここからは、縫製工程表に沿って説明していきます。

縫う・各パーツを作る

くちばし(内・外)

くちばし先端のカーブダーツを0.5cm で縫います。
パロットマスクBのパーツ作成の写真1-1

嘴飾り

生地のオモテ面を内側にして半分に折り、2 辺の直線を0.5cm でL字に縫います。
パロットマスクBのパーツ作成の写真1-2

アイロン・下準備をする

マスク・鼻・内側

できあがった際に外周になる耳・鼻・耳の3 辺の縫い代を
1.1cm で折り、折り癖をつけます。

鼻にあたる部分のカーブはきついため、縫い代の半分辺りまで切り込みを入れると、折り返しやすいです。

マスク・鼻・外側

上記と同様の手順で、できあがった外周になる耳・鼻・耳の3 辺の縫い代を
1.0cm で折り、折り癖をつけます。
パロットマスクBの下準備の写真2-1

マスク・あご・内側

できあがった際に外周になる耳~あごの1 辺の縫い代を
1.1cm で折り、折り癖をつけます。

マスク・あご・外側

上記と同様の手順で、できあがった際に外周になる耳~あごの1 辺の縫い代を
1.0cm で折り、折り癖をつけます。
パロットマスクBの下準備の写真2-2

くちばし(内・外)

カーブダーツを、表面から見た時に左側に倒します。
下の写真の様に、外側パーツは右顔面側に、内側パーツは左顔面側に倒れます。
パロットマスクBのパーツ整形の写真2-5

嘴飾り

端辺の縫い目を割り、わ側の縫い目を折ります。
パロットマスクBのパーツ整形の写真2-6-1

オモテに返して整形します。
パロットマスクBのパーツ整形の写真2-6-2

山折りをして、タテ方向に折り癖をつけます。
ここでタテに折っておくことで、使用時にひっくり返りにくくなります。
パロットマスクBのパーツ整形の写真2-6-3

縫う・パーツにステッチをかけたりする

マスク・あご・外側

耳側の縫い代にだけ、ゴムの一端(下部側)を仮止めします。
外側パーツにゴムを縫い付けることで、若干ですが密着率やほつれにくさが上がります。
ただし、大きく変わるものではないので、間違って内側パーツに縫い付けてしまっても、そのまま進めて問題ないです。
パロットマスクBのパーツ作成の写真3-1

嘴飾り

L 字に縫い返した部分を、0.2cmのステッチで縫います。
パロットマスクBのパーツステッチの写真3-2

くちばしパーツを作る

くちばし内外・嘴飾り

くちばしの内・外に、嘴飾りを挟んで一緒に縫います。
パロットマスクBのくちばしの縫い合わせの写真4-1

縫い目を割ります。
パロットマスクBのくちばしの整形の写真4-2

オモテに返して整形します。
パロットマスクBのくちばしの整形の写真4-3

着用時に折り谷になる部分を折ります。
パロットマスクBのパーツ整形の写真4-4

くちばしの周りに0.2cm のステッチをかけます。
嘴飾りに差し掛かる際に返し縫いをして補強しておくと、負荷がかかっても糸が切れにくくなります。

パロットマスクBのくちばしのステッチの写真4-5

谷の折り目を固定するために、0.2cm のステッチで縫います。
ただし、あがり線から1.5cm 程度(縫い代を含む角から2.5 ~ 3cm 程度)の折り目にはステッチをかけません。

すべてステッチで縫い固めてしまうと、本体と縫い合わせる際に角が合わず、縫いづらくなります。
もし、縫いづらくなってしまった場合は、あとで部分的にほどいてください。
パロットマスクBのくちばしのステッチの写真4-6
※ 折り谷の角が口元に当たるのが気になる場合は、この工程を割愛することで緩和されることがあります。

マスクの下側パーツを作る

マスクあご側内外・くちばし

マスク・あご の外側と内側にくちばしの口角部分を挟み、口の周りにあたる部分を縫います。
パロットマスクBの縫製の写真5-1-1パロットマスクBの縫製の写真5-1-2

マスク・あご の内側と、くちばしの縫い目を割ります。
くちばしのない部分は、マスク本体同士の縫い目を割ります。
パロットマスクBの整形の写真5-2-1

オモテに返して整形します。
パロットマスクBの整形の写真5-3-1

着用時した際のあご付近を除き、マスク本体の口の周りに辺る部分を、0.2cm と0.7cm のダブルステッチで縫います。
パロットマスクBの補強ステッチの写真5-4-1 あごの下に0.7cmのステッチを通さない理由は、
打具で止め付けるスナップボタンを使用する際に、指定位置に金具を配置しづらくなることを防ぐためと、
上記と同タイプのスナップボタンを止め付ける際に、糸を切ってしまうことを防ぐためです。
そのため、手で縫い付けるタイプの附属に関しては、そのまま縫ってしまっても問題はないです。

縫う・すべてのパーツを縫い合わせる

マスクあご側内外・マスク下側

外マスク・鼻 の外側と内側に、縫い合わせたくちばしを挟んで縫う。このとき、外側パーツの端に対して0.1cm 控えるように内側パーツを配置します。

パロットマスクBの縫い合わせの写真6-1-1

耳側の縫い代にだけ、ゴムの一端(上部側)を仮止めします。
すぐに縫い止めるため、この工程を省いても問題はないですが、内部で暴れさせないためにも仮止めすることをオススメします。
パロットマスクBの縫い合わせの写真6-1-2

口角部分の折れ方向を固定するために、
マスクの内側(口側)にキッチリと折り返した状態で、くちばしを縫います。

この時、無理に角まで縫おうとせずに、安全に縫えるところまでで縫い止めてください。

口角の折れ方向を固定すると、下の写真の様にくちばしが自然に閉じます。
パロットマスクBの固定ステッチの写真6-3-1

横から見ると、以下の様にくちばしが固定されています。
パロットマスクBの固定ステッチの写真6-3-2

マスクに附属をとりつける

くちばしの先とマスク本体のあご部分に、閉じるための附属を取り付けます。
今回は写真の中央の前カンを使用しますが、スナップボタン、面ファスナー(マジックテープ)などを使用しても良いです。
パロットマスクの附属の写真
スナップボタンを使用する際は type-Aの説明ページ を、
面ファスナーを使用する際は type-Cの説明ページ をそれぞれ参考にしてください。

くちばしの内側に凸(こはぜの様な方)、マスクあご側の外側に凹の前カンを、それぞれつけます。
パロットマスクBの附属取り付けの写真7-2 パロットマスクBの附属取り付けの写真7-3
逆でも特に問題ないですが、上記の方法の方が前カンを隠しやすく、やや開閉しやすいです。
マスクあご側の内側に縫い糸が出ると肌当たりが悪いので、マスクあご側の外側だけに縫い付けてください。

脇の開きが気になる場合は、口角パーツが終わるすぐ下に、左右各1 対のスナップを補強しても良いですが、このサイズには必要ないと判断して割愛します。

マスクを仕上げる

マスク・鼻の内側とくちばしの縫い目を割り、オモテに返して整形します。
くちばしのない部分は、マスク本体同士の縫い目を割ります。
以下は、整形後の写真です。
パロットマスクBの整形の写真8-1

マスク・鼻 とマスク下側を縫い合わせた箇所を0.2cm と0.7cm のダブルステッチで縫い抑えます。
パロットマスクBの補強ステッチの写真8-2

マスクの 鼻・あご 共に、外側パーツの折り端に対して0.1cm 控えるように内側パーツを配置して、マスクの外周を0.2cm と0.7cm のダブルステッチで縫いふさぎます。
縫製順は、端から0.7cm のステッチで縫い止めた後に、0.2cm のステッチで縫いふさぐと簡単です。

糸端の処理をしたら完成です。
パロットマスクBの完成写真8-3-1 パロットマスクBの完成写真8-3-2
下の写真の様に嘴飾りをつまむことで、マスクの内面に触れずに開閉することが出来ます。
パロットマスクBの完成写真8-3-3

使用前に一度洗うことをオススメします。

まとめ

マスクのつくり方は理解いただけましたか?
口角パーツが複合されているため、裁断がやや手間だったかとも思います。

マスク生活が長引くことを考えて、マスクでのストレスを少しでも減らして乗り切ってください。

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