身の回りにもアスベスト!?寒い地域の古い縫製工場には恐怖が潜む

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ニトリの珪藻土マットなどの商品に、アスベストが混入する問題が発生していますね。
一時期話題になって公共の場所からは減りましたが、一般の工場などにはアスベストがまだ残っているようです。
そこで今回は、実際に工場にあったアスベストの疑いがある断熱材についてです。

まずはサラっと体験談

結果から言うと擬陽性止まりですが、縫製工場であった怖い話です。

寒い地域のオーダーメイド工場に出向していた時の話です。
出向といっても、技術指導で行くときもあれば現場の危機管理の指導などを行うときもありました。
どちらの時も、工場内をうろつきながら様々な点を確認します。
誰が見ても危険な刃物の扱いなどの他にも、働いていると気が付きにくいありふれた場所を確認します。

照明はLEDになっているか?
紫外線は遮断されているか?
油で汚れたほこりが多く溜まっていないか?
配線がつぶされていないか?

そんなときふと目にしたのがヒーター周りの崩壊した壁と、その周りのダクトテープからこぼれ出ているキラキラした断熱材です。
アスベスト?グラスウール?
遠目で見ただけでは分かりませんが、昔の断熱材にはアスベストがよく使われています。
そのため、まずは退避しました。

寒い地域にある古い縫製工場のため、安価で断熱性能が高いアスベストが使われている可能性は高いです。
そこで、その工場の古い役職者に話を聞いてみました。
「あぁ、あれね。話題になったときそうかもしれないと思ったんだけど、調べるとお金かかっちゃうからやらなかったの。」

結果としては、検査をしていないというだけでアスベストの可能性がありました。
そして、壁に使用されているということは、同じ時代に作られたダクトのパッキンなどにもアスベストが隠れている可能性があります。

ほこりが舞い散る縫製工場では、誰もアスベストを気にしていませんでした。
また、窓枠の結露とカビはご愛敬。

アスベストは身近にあった

今でこそ塵肺などの問題が一般にも知られていますが、昔は知らずに扱っていました。

小学生の頃の理科の実験で、三角フラスコを加熱する時に “石綿付き金網” を使っていませんでしたか?
また、その石綿部分を削っていた人はいませんでしたか?キラキラしている粉が出てきます。
その石綿がアスベストです。
問題が発覚してからは、石綿付き金網ではなく “セラミック付き金網” に取り替えられました。

同じく小学生の頃、音楽室や放送室などに穴だらけの吸音板はありませんでしたか?
この吸音板や緩衝材にもアスベストが使われていることがありました。

そう考えると、昔は知らず知らずに石綿製品に触れている機会が多かったのだと思います。

また、F1レーサーが着ているレーシングスーツやマスクにも石綿が多く使われていたそうです。
アスベストは “火に強い” “断熱性がある” “安価な素材” であることから、火だるまになることもあるプロの現場で使われるのも頷けます。
ただし、重大な危険性が分かる前までの話ですが。

まとめ

アスベストは花粉などと比べてもかなり小さい粉塵になります。
そのため、扱い方の知らない人間が触れたり壊したりすることは危険です。
気になるものを見つけても触らずに、専門の業者に対処してもらってください。

対処してくださいと簡単に言いましたが、大きなお金が必要になることは明白です。
そのため会社はなかなか動いてくれないでしょう。
自分の健康を脅かす会社から逃げ出すのも、選択肢のひとつであることを忘れずに。

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