アパレルあるある早く言いたい!ファッションあるある早く言いたい!

アパレル業界で稼ぐ・働く

レイザーラモンRGさんのネタに合わせて、アパレルのあるあるネタを「~しがち」で集めてみました。
フレーズだけではなく、その “あるある” にある背景も書きます。
音はないので、自分なりにアレンジしてリモート忘年会などに使ってください。

※ ネタになりそうなものを思い出し次第、随時更新していきます。

ショップ店員は「私も持ってます」と言ってしまいがち

「私も持ってます」は言う気がない?ショップ店員が本当に言いたい事

アパレルショップで店員から「わたしも持ってるんですよ~」と言われたことはないですか?
大多数の人が、なんども言われているフレーズだと思います。
ただこれ、本当は言う気がないのに出てきてしまうことが多いのです。
そこで今回は、ショップ店員が「わたしも持ってます」と言ってしまう理由について書きます。

カリスマ店員が言う「わたしも持ってます」

むかしむかしの若いころ、情報過多な今と違ってアパレルショップにはカリスマ店員がいました。
最新のファッションを颯爽と着こなす彼らは、流行を追い求める若者のファッションリーダーでした。
そんな彼らが「わたしもコレ持ってるんだ。マジでオススメだから騙されたと思って買ってみ?超イイから」などと情報ゼロの接客をしたとしても、「わたしもカリスマに近づけるのなら」と買う人が数多くいました。

時は変わって現代には、カリスマ店員はほとんどいなくなりました。
情報がどこでも手に入り、読モや芸能人との距離も縮まったため、羨望の的はショップ店員からモデルへと変わりました。
つまり「わたしも持ってるんだけど」と普通のショップ店員が言ったところで、「あなたのようになれるなら買います」というような妄信的な考えにはならなくなりました。

学校教育が “けん引型” から “伴走型” に変わったように、実生活に寄り添った伴走型の情報を持つ店員が求められる時代に変わりました。

とっさの「わたしも持ってます」

店「わたしも持ってるんですよ~」 → 客「あ~・・・ソウデスカ」という微妙なやりとりは、かなり定番だと思います。
でもこのフレーズ、本当は言う気がない店員の方が多いです。

ではなぜ、それでも「わたしも持ってる」と言ってしまうのでしょうか?
これは、本来伝えたい情報が抜けてしまっているからです。
「接客しなくちゃ、説明しなくちゃ。あ、でもこの商品あまり知らない。何話そう?」と慌ててしまうと、苦し紛れにポロッと出てしまうんです。

カリスマぶってるわけではないので、接続詞と同じようなものだと思って流してあげてください。
たまに自分をカリスマだと思っている人が、いないとも言い切れませんが。

必要な「わたしも持っています」

わたしも持ってるんですよ~

これだけ言われたところで、ただの世間話に過ぎず接客とはいえませんね。
伴走型の接客として必要なのは、使える活きた情報を提供することです。

実際の使用例を見てみましょう。

わたしも持っているんですが、普段は今着ているようなカジュアルに合わせることが多いのですが、きれい目にもまとめやすいです。
お客様の普段の服装は、今日お召しになっているようなものが多いですか?
他の商品と合せてみるので、実際のコーディネート案にしてみてください。

このように会話をつなげれば、コーディネート情報が増えて購入後のイメージが湧きやすくなります。

別の使用例も見てみましょう。

わたしも持っているんですが、普段使いにかなり重宝してます。
ネットに入れて洗濯機で普通に洗えますし、シワが付きにくいのでほぼアイロンがけ無しでも着れますよ。

でも色落ちが気になる場合は、オシャレ着用洗剤で洗った方が良いかもしれません。わたしはそうしています。

このように会話をつなげれば、実際の洗濯ケアの方法がより具体的に理解できます。
もし洗いにくいような商品だった場合は、事前に聞いておくことで型崩れなどをおこし難くなります。

ただ単に「わたしも持ってます」と言うだけの人は信用せず、必要な情報をくれる店員を信用しましょう。

この章のまとめ

単なる持ってるアピールは現代には不要です。
「わたしも持ってます」のあとに、実際に着ているからこそわかる付加情報教えてくれる店員を信用しましょう。

今は調べれば大抵の情報は手に入ります。
実店舗で接客を受けるのであれば、人からしか手に入らないリアルな情報を手に入れてください。

でも店員さんよ、自分のところの商品情報は把握しておいてくれ。話にならん。

縫製業のおっちゃんは自分たちを “いとへん” と言いがち

アパレル業界は”いとへん”?縫製業界の隠語と掛詞(かけことば)

アパレル業界の人なら、一度くらいは “いとへん” という呼び方を聞いたことがありますか?
業界の中ではややマイナーな呼び方なので、若い人たちのなかには聞いたことがないという人も多い思います。
そこで今回は アパレルと “いとへん” について書きます。

いとへんとは?

アパレル業界を表す隠語に “いとへん” という掛詞(かけことば)があります。
これは、アパレル業界全体と言うよりも、主に繊維・縫製業を指す言葉です。

服を扱う仕事には糸へんの漢字が多く使われているため、株式市場などでは “いとへん” と呼ぶようになったと言われています。

アパレルに関する別の掛詞では、パタンナーを表す “せんびきや” という極めてマイナーなものもあります。
これは、パタンナーが製図(線)を引く仕事であることと、高級フルーツで有名な千疋屋をかけた言葉です。

どちらにも共通して言えるのは、アパレル業界の特定の人たち以外にはあまり浸透していないということです。
株式に関わる機会があるアパレル業界の人たちの中でも、言葉遊びが好きな高齢の方たちが多く使っている印象です。
そのため、企画職やプレスの若い人たちには聞き馴染みのない言葉のようです。

漢字のへんからつくられた有名な隠語だと、警察の「にんべん・偽造」「ごんべん・詐欺」「さんずい・汚職」などがあります。
これに「いとへん・繊維縫製業」を並べると、一気にイメージがブラックになりますね。
縫製業も不動産業などと同じでヤクザな部分があるため、黒いイメージは否定はしませんが。

糸へんの漢字はよく使う?

アパレルでは、実際に糸へんの漢字をよく使うのでしょうか?
まずは糸の入った漢字の例文を作ってみました。

  • 蚕のからり出した後によりをかけ、その糸でった丈夫な織物に “・つむぎ” というものがあります。
  • 紡績とは、綿などの短繊維をより合わせて糸にすることを指します。
  • 糸(たていと)に白と色の糸(よこいと)を白と色の縞にして織ると、格子柄の中に色が生まれます。

どうでしょう?無理やり感が強いですね。私にはこれが限界です。

使おうと思えば使えなくもないですが、糸へんの漢字を多用する訳ではないようです。
アパレル業界では “縞模様→ストライプ” “外套→コート” というように英語やカタカナ語を多用します。
糸へんの漢字が多く残っているとすれば、和装業界くらいでしょうか?

糸へんの漢字は、繊維・縫製業界を表す言葉にはよく使われますが、アパレル業界内ではあまり使われません。

この章のまとめ

“いとへん” は繊維・縫製業を表す隠語です。
ただしアパレルでは、糸へんの漢字を多用はしません。

“いとへんで稼ぐならが大事” → “繊維・製業で繰るなら首が大事”
糸へんの漢字でこのページをめようとしてみましたが、文字が詰まりすぎてれて(もつれて)まりそうでダメですね。

※ “かせぐ” の語源は紡いだ糸を “かせくる” から。
※ “きずな” の語源は家畜用の “くびづな” から。

アパレルの振り屋はただの伝書鳩になりがち

アパレルの振り屋は伝書鳩がいっぱい?メールを転送するだけのお仕事

「アパレルの振り屋は、メールを転送するだけの簡単なお仕事です」と言われています。
もちろん振り屋をやっている人が言っているのではなく、工場や現場からの皮肉です。
そこで今回は、伝書鳩化するアパレルの悪い振り屋について話します。

伝書鳩 とは?

振り屋の事を伝書鳩と呼ぶ人は大勢います。
これは、本来の義務を果たさずにメールの転送だけを行うことから皮肉られた、あだ名のようなものです。
アパレル業界に限らず、このような人たちは多く存在します。

これらの人の多くは、アパレルのコンサルタントと称してブランドに営業をかけます。
ノリが良くセンスが良いように感じるため、できる人だと思わせることがうまいです。
ただし現場サイドからすると、仕事ぶりは散々です。

  • 連絡が遅く、最終決定後によくデザイン変更をする
  • メインの生地だけ送ればスタートできると誤認している
  • すべてが振り屋都合で遅れたにもかかわらず、商品だけは早く納めろ言う

これに加えてメールの転送だけで仕事を済ませ、挙句の果てには一切の責任を放棄します。
どうです?なかなか凄い仕事っぷりですよね。

でも「なんで現場サイドが、振り屋の仕事の経緯を把握しているのか?」と、疑問に思う人もいると思いますが簡単な話です。
それは引用返信でやりとりしているメールを、すべての情報が載ったままこちらに転送しているからです。
ブランド・担当者名・関係性などは、そこからある程度把握することができます。

ズバで抜いといて とは?

伝書鳩以外にも、悪い振り屋がいます。
「そのサンプルをズバで抜いといて」以外の言葉をほとんど発さない振り屋です。
扱いやすい相手ではあるのですが、関わらない方が良いです。

ズバとは、ズバリの意味で “ズバリそのままの形” を指します。
抜いといてとは、情報を読み取っておいてという意味で “デザインや現物のサイズを読み取って、パターンや仕様書に落とし込んで” という意味です。
つまり、ズバで抜いといてとは「そのままの形で作る準備をしておいて」という意味です。

これに「イイ感じにサイズ展開しておいて」が加わることが多いです。
てか、イイ感じってなんだよ。

元々は自社の別ブランドの製品を生地違いなどで使用する際に使われていましたが、今では他社製品を買ってきて真似るためだけの言葉になりました。
コピーすることを指す “ズバで抜く” と、優れているものを指す “ずば抜ける” と、では音は似ていますが言葉の意味がまるで違いますね。

ズバで抜くとは、ズバリそのままの形で情報を抜き取ること。
丸パクとは、丸々パクること。
完パクとは、完全にパクること。
完コピとは、完全にコピーすること。
ぱっくんちょとは、パクることを洒落のようにして誤魔化そうとすること。
コピるとは、模倣すること。
パクるとは、盗むこと。

なんともまぁ、色々な言葉があるものです。
仕事でこれらの言葉を多用する人たちは、盗みをよくしているという事に繋がります。

伝書鳩に盗人、なかなか凄い職業ですね。

この章のまとめ

今回は悪い振り屋のみに着目して紹介してきましたが、振り屋がすべて悪い人たちではないです。
技術や知識のともなった、まじめな仕事をしている人たちもいます。
ただ、それらを圧倒的に上回るくらいにテキトーな仕事をする振り屋が多いというだけです。

楽して稼ぎたいのであれば、せめて振った責任だけは自分で持て!
デザインの盗用には社会的責任が付いて回るので、あとで必ず痛い目にあいます。

テキトーな中抜き仕事で丸々太った伝書鳩は、いつか法律に撃ち落されます。
みなさんはマネしないようにお願いします。

ショップ店員はユニクロ以外のプロパー商品を買い控えがち

アパレルでプロパーと言えば “定価” のことです。

ショップ店員は自社の商品を購入して着る必要があるため、毎シーズン社員価格で購入しています。
そのため他社で買う気が起きにくくなります。
セールでもあまり買わなくなり、定価で買うとしたらユニクロで小物を揃える程度という人も少なくないです。
また、原価や工賃を把握している企画職も、買い控える傾向にあります。

客入りが少ない日に一切レジが開かないと、閉店間際に店長が定価で自腹購入を・・・なんてこともありますが絶対にダメです。

アパレル企画者は洗濯表示を無視して洗いがち

洗濯表示は、生地・形・染やプリント・副資材などから総合的に判断します。
日本のクレーム基準に合わせると、結構厳しめに決めていることが多いです。
そのため自分で判断できるアパレル企画や管理の人は、自分の服の選択方法を勝手に決め直す人が多いです。

たまに国外の商品も同じように洗ってしまい、大惨事になってしまうこともあります。
洗濯表示は守ってください。

私は無視することが多いです。
大惨事?何度かやらかしましたが経験ということで。

アパレル関係者は “柄 on 柄” でハレーションをおこしがち

普段から柄に囲まれることの多いアパレル従事者は、一般的な感覚とはずれてきます。
そのため、多種多様の柄を重ねた着こなしをしてしまう人も少なくないです。

似合えば “オシャレ上級者” 、似合わなければ “目がチカチカする人” となるため、自信がない人は柄だらけになることを避けてください。

柄同士の相性によっては、だまし絵のように平衡感覚を奪って気持ち悪くさせることがあるので注意してください。

おわり

今のところは、ここで終わりです。
良いネタを思い出し次第、追加していく予定です。

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