ファッションや服作りは、今や「リアル」だけでなく「デジタル」や「推し活(コスプレ)」とも深く結びついています。
2026年現在、パタンナーやデザイナーを目指す人、またはファッションが大好きな人が ”今、絶対にチェックしておくべき” 最新の作品を補充しました。
アパレルの学生・服作りをテーマにした作品
その着せ替え人形は恋をする(福田晋一)
雛人形の顔を作る「頭師」を目指す男子高校生が、クラスの人気美少女の「コスプレ衣装作り」を請け負うことから始まる物語。
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見どころ: 単なるラブコメではなく、生地の質感、パターンの工夫、ミシン作業の描写が極めて正確です。
“着る人の体型に合わせる” というパタンナーの本質が描かれており、2024〜2026年もクリエイターから絶大な支持を得ています。
メダリスト(つるまいかだ)
フィギュアスケートをテーマにした熱血スポーツ漫画。
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見どころ: 競技用衣装(コスチューム)のデザインや機能性がストーリーの重要な要素として描かれます。
動きやすさと美しさを両立させる、特殊なパタンナー視点での “服の力” を感じられる一作です。
ランウェイで笑って(猪ノ谷言葉)
低身長のモデル志望と、貧乏なデザイナー志望の二人が、パリコレを目指す青春群像劇。
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見どころ: 2026年現在も “アパレル漫画の王道” として君臨。
ファッションショーの裏側や、納期・コストとの戦いなど、現場のシビアな面も学べます。
クリエイターの熱量・創作の裏側を描く作品
ルックバック(藤本タツキ)
創作活動に全てを捧げる二人の少女を描いた物語。
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見どころ: 2024年のアニメ映画化を経て、2026年現在は “クリエイターなら一度は観ておくべき聖典” として定着。
“コツコツと机に向かう技術職” の孤独と情熱を、これ以上ないほど美しく描いています。
ハクメイとミコチ(樫木祐人)
小人たちの日常を描くファンタジーですが、服飾関係者のファンが非常に多い作品です。
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見どころ: “服を仕立てる” “生地を染める” “古着をリメイクする” といった描写が非常に丁寧で、モノづくりの喜びが詰まっています。
スーツ・仕立て屋・伝統をテーマにした作品
王様の仕立て屋〜下町テーラー〜(大河原遁)
ナポリ仕立ての真髄を伝える、スーツ漫画の決定版。
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2026年の注目点: 2025〜2026年は「クラシック回帰」がトレンド。
単なる知識だけでなく、”お客様の体型をどう読み取り、服に反映させるか(体型補正)” の究極のテクニックが詰まっています。
【映画】オートクチュール(フランス映画)
ディオール(Dior)のアトリエを舞台に、熟練お針子と、窃盗癖のある少女の交流を描く。
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見どころ: 2026年の現在でも、ハイブランドのアトリエの「手仕事」をこれほど美しく撮った作品は稀です。
パタンナー志望なら、トワルを組むシーンに釘付けになるはずです。
ビジネス・社会・トレンドをテーマにした作品
マネーの拳(三田紀房)
Tシャツビジネスから急成長を遂げるアパレル経営漫画。
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2026年の視点: D2Cブランドの立ち上げや、AIによる在庫管理が一般的になった今、改めて「商売の本質」を教えてくれる一冊です。
トリリオンゲーム(稲垣理一郎 / 池上遼一)
ゼロから起業して1兆ドルを稼ぐ物語。
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見どころ: 主人公たちが「ブランドの価値」をどう作り上げ、投資を引き出すかというビジネス描写が秀逸。
特にスーツの着こなしが非常にスタイリッシュで、ビジネスファッションへの刺激になります。
ファッションを楽しむ・着こなしを学ぶ作品
服を着るならこんなふうに(佐藤貴明 / MB)
「オシャレには論理がある」ことを教えてくれる、メンズファッションの入門書。
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見どころ: 2026年現在も、服に興味を持ち始めた人への最初のおすすめとして定番です。
【不朽の名作】長く愛されるファッション・アパレル作品一覧
最新作だけでなく、アパレル業界の構造や服作りの楽しさを教えてくれる「語り継がれるべき名作」をまとめました。
■ 服飾学生・服作りの原点
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ランウェイで笑って(猪ノ谷言葉)
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低身長のモデルと、独学のデザイナーがパリコレを目指す。専門学校や現場の熱量が伝わる王道作品。
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Paradise Kiss / ご近所物語(矢沢あい)
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ファッション漫画の代名詞。美大・専門学校の華やかな世界と、クリエイターの葛藤を描いた不朽の名作。
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ニッターズハイ!(コンプティーク連載)
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編み物に魅了された男子高校生たちの物語。手芸・クラフトの奥深さを再発見できます。
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■ スーツ・仕立て屋の真髄
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王様の仕立て屋シリーズ(大河原遁)
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ナポリの泥棒市から始まる、伝説の仕立て屋。スーツの歴史から素材、体型補正まで知識の宝庫。
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テラモリ(iko)
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スーツショップでのアルバイトを通じて、スーツのいろはを学ぶ。初心者にもわかりやすい入門書的漫画。
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繕い裁つ人(池辺葵)
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祖母の洋裁店を継いだ店主の物語。一着の服に込められた想いと、丁寧な暮らしを描く(実写映画化も)。
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IPPO(えすとえむ)
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若き靴職人の物語。足元から人を支える職人のこだわりが、美しい絵柄で描かれます。
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■ 販売・ビジネス・業界の裏側
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Real Clothes(槇村さとる)
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百貨店を舞台に、服を変えることで人生が変わる女性を描く。働く女性へのエールが詰まった作品。
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マネーの拳(三田紀房)
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Tシャツビジネスの成功から学ぶ、アパレル経営の本質。ビジネス視点でファッションを見たい方に。
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綺麗にしてもらえますか。(はっとりみつる)
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熱海のクリーニング店を舞台にした日常系。素材のお手入れ知識も学べる癒やし系お仕事漫画。
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ファースト クラス(ドラマ)
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ファッション雑誌編集部のマウンティングバトル。業界のシビアさと「パタンナー」という職種の認知度を上げた。
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■ ファッション・着こなし・自己表現
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下妻物語(嶽本野ばら / 中島哲也監督)
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ロリータとヤンキーの友情。ブランド「BABY, THE STARS SHINE BRIGHT」の知名度を一気に上げた。
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着たい服がある(モーニング連載)
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「ロリータ服を着たい」という想いを隠す女子大生が、自分の「好き」を貫く勇気を見つける物語。
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服を着るならこんなふうに(MB監修)
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メンズファッションの論理的な着こなし術。服に興味がない人への最初の教科書として。
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人は見た目が100パーセント(大久保ヒロミ)
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女子力ゼロの研究員たちが「美」を研究する。コミカルながらも、見た目の重要性を問い直す。
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神は細部に宿るのよ(久世番子)
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非オシャレ系エッセイ漫画。タグの扱い、試着の悩みなど、服好きなら誰もが共感するあるあるネタ。
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■ 服をモチーフにした特殊設定
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キルラキル(TRIGGER)
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「服を着た人間が服に支配される」という、服を戦闘モチーフに使った熱血バトルアニメ。
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仕立屋工房(スクウェア・エニックス)
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服を作る技術で魔法のような効果を生むファンタジー。
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まとめ:2026年にこれらの作品を観るべき理由
現在のパタンナーには、単なる技術だけでなく “多角的な視点” が求められています。
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『その着せ替え人形は恋をする』 でコスプレという特殊技能を。
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『ルックバック』 で創作の情熱を。
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『オートクチュール』 で伝統の重みを。
これらの作品をチェックすることで、あなたの服作りに対する感性はより深まるはずです。

