サイトへ訪問いただき、ありがとうございます。
ここでは、このサイトの紹介と目的、転職に至った道のりなどを書き記しておきます。
自己紹介(このページの前歴)
はじめまして、きたいだい です。
わたしはアパレルパタンナーという服の型紙を引く仕事に十余年携わってきました。
起業をしてこれから頑張っていこうとしたタイミングでコロナ禍に見舞われました。
取引先はつぶれ 仕事や需要は減り、収入が激減しました。
そのタイミングでとあるTwitter広告が目に入り、仕事について見つめ直しました。
そこで、大好きなゲームのエフェクトデザイナーを目指し始めました。
完全異業種で使用ツールも全く違うため難航しましたが、35歳になる年でエフェクトデザイナーの仕事に就くことができました。
いままでこのサイトで発信してきたアパレルのお役立ち情報を消してしまうのは勿体無いと思い、サイトの構成を変えて再利用することにしました。
クリエイティブアカデミーを活用して転職
わたしが見かけたTwitter広告は、人材紹介会社のクリークアンドリバー社(以降、C&Rと略)が運営するクリエイティブアカデミーでした。
アパレルの人材紹介でお世話になっていた際に好感の持てる企業だったため、サービスを調べてみることにしました。
調べるにあたって一番重要な部分は【35歳になる前に自分が転職できるのかどうか】でした。
まずはネットで色々調べました。
特に、サジェストのネガティブワードでヒットする口コミの内容を、どのような人が書いているかなどを含めて精査しました。
その後、説明会への参加や相談などもおこないました。
多くの情報を集めて吟味したうえで、ゲーム業界への転職にかけてみようと決めました。
入学前の状況
クリエイティブアカデミーに入学する前は、ゲーム制作に関してまったくの素人でした。
入学前のスペックを書いておきますので、自分に照らし合わせてみてください。
ゲームエンジン:Unity も Unreal Engineも存在すら知らない
MAYA:名前は知っている
AfterEffects:名前は知っている
Illustrator:実務で3年使用(CS6)
Photoshop:簡単な画像加工を実務でわずかに使用(CS6)
見ての通り、ゲーム制作について何も知りません。
アパレルCADなどのソフトウェアには長けていましたがゲームエフェクト制作には関係がないため、この時点では “ただのゲームが大好きな人” くらいにしか評価できなかったと思います。
もし何かプラスに働くとしたら、アーケードゲームに30年ほど触れ続けているというところでしょうか?
漫画の “ハイスコアガール” のような世界で育ったので、話のネタ程度にはなると思います。
就業までの道のり
クリエイティブアカデミーでは基本的な学習内容は決まっていますが、個人個人の学習深度に合わせるため進み方は様々でした。
基本的に動画を見ながら自分で進め、講師に添削をしてもらう流れがほとんどでした。
専門学校のようにつきっきりで教えてもらうわけではないので、人によっては合わないと感じる人もいると思いますが、実際の仕事にも通じる部分があるので適切だと感じました。
わたしが在学中は、ポートフォリオの完成を卒業のめどとしていました。
そのため、月ごとに分かれたクラスですが卒業時期には1ヶ月ほどの差が出ていました。
また、早く卒業できたからと言って早く就業できるものでもなかったです。
卒業の翌月から働き始めることができた人もいれば、卒業後丸1ヶ月ほど空いてしまう人もいました。
わたしが卒業したタイミングは最後ではなかったのですが、就業が決まったのは最後でした。
感想&まとめ
わたしの就業先が決まったときの年齢は34歳でした。
アパレル生産業しか知りませんでしたが、完全未経験のゲーム業界に就業できたことにまず感謝です。
そして就業先も希望に合致する内容の企業だったため、とても嬉しいです。
次に、クリエイティブアカデミーについて実際に感じたことをまとめます。
基礎的な部分から学習していくため、とてもわかりやすかったです。
同月入校で卒業した人すべてがエフェクトデザイナーとして就業しているため、適正なカリキュラムなのだと思います。
基本的には個人作業が多くを占めますが、独学とは違い対話しながら疑問解消をしてもらえるところが良いです。
わたしが一番良いと感じた部分は、同月入校のライバルがいることでした。
独学とは違い他人の学習深度や課題を知ることで張り合いが出るため、就業に対してより意識を向けることができました。
入校を検討している人は、まず説明会で相談をしてみることをオススメします。
ゲーム制作を目指している時の作業環境
わたしがクリエイティブアカデミーに入学した当初は通学組でしたが、自宅でも作業可能なことが確認できたため在宅で作業を行いました。
その際の、PC周辺の作業環境 を公開します。
ノートPCでもパワーは足りる
わたしがPCを購入しなおしたのは、自営業を始めるタイミングでした。
ある程度しっかりしたものを購入していたため、クリエイティブアカデミー入校時も買い直すことはしませんでした。
購入日:2年ほど前
OS:Windows10 Pro
ディスプレイ:4K・15.5インチ
メモリ:32GB(16GB x 2)
グラフィックス:NVIDIA GeForce GTX 1050
ストレージ:SSD・1TB
プロセッサ:intel CORE i7
ノートPCですが、ソフトウェアの起動スペックとしては問題なかったです。
ただし、重いファイルを開いて並列作業をするとフリーズやクラッシュをしてしまいました。
実例を挙げると、UnityとAfterEffectsを同時に開く作業は問題ないですが、MAYAを加えると排熱音がうるさくなります。
その3ソフトが立ち上がっている状態で、Google Chrome・チャットワーク・Zoomのいずれかを立ち上げると1割くらいの確率でクラッシュしました。
急いでいる時には行ったり来たりが多いため開きっぱなしですが、AfterEffectsにさえ気を付けておけば大きな問題はなかったです。
そのため、パワー不足を感じるシーンは予想より少なかったです。
大きいディスプレイは必須
ノートPCのディスプレイサイズは15.5インチでした。
アパレルCADは管理するパラメータが少ないため15~17インチで事足りていましたが、エフェクト制作にはとても狭く感じました。
そこで27インチのディスプレイを買い増して、デュアルディスプレイで作業をしました。
大きな画面になってからは、作業スピードが格段に上がりました。
作業台と同じで、何か作業を始める時にはある程度の広さが必要なようです。
クリアカ入校時に必要なソフトウェア
クリエイティブアカデミーからMAYAのライセンスは貸与されましたが、一部ソフトウェアの有料ライセンスを契約する必要があります。
Unity:年商が低いため無料
MAYA:クリエイティブアカデミーが負担してくれるため生徒は無料
AfterEffects:通学組は無料 / 在宅組は各自契約が必要なため有料
プランにもよりますが、Adobeソフトの単体契約料は月3,000円程度のためMAYAなどと比べて安価です。
また、セール時期にうまく乗れればさらに安くなります。
そのため、MAYAを負担してもらえているだけでだいぶ助かります。
わたしはユニークスキルの素材製作に Illustrator と Photoshop をごく一部使用しましたが、多くの人は AfterEffects だけで済むと思います。
感想&まとめ
PCのスペックが高いに越したことはないですが、それよりも27インチのデュアルディスプレイにすることを優先した方が良いと思いました。
そのため今後PCを買い直すとしたら、タワー型デスクトップPCにすると思っています。
あと、良い椅子は必須です。
もしも自分の持っているPCが3年以上前に購入したものなら、ゲーム制作を始める際に買い直すことを検討しても良いと思います。
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