シャツの衿デザインの「ゲーブルカラー」を紹介します。
ゲーブルカラー とは?
名前の由来は?
クラーク・ゲーブルが好んで着ていたことから、「ゲーブルの衿」と付けられたデザイン名です。
シャツの定番衿型のひとつで、レディースやカジュアルに合わせやすいデザインです。
別名は?
構造由来の名前
- 短い 剣先の長さの、広い 剣先の開きの 衿 という意味で「ショート ポイント ワイド スプレッド カラー」を省略して「ショート ワイド カラー」
デザイン名
- 特にないです。
おおまかな特徴は?
レギュラーカラーよりも、剣先の長さが短く、剣先の開きが広いことが特徴です。
詳細な基本形状は?
衿の構成:ツーピース(羽 + 台)
台衿ボタンの数:1個
前台衿の高さ:2.0 ~ 3.0cm
剣先の形状:剣型
剣先の長さ:4.0 ~ 6.0cm
剣先の開き:80 ~ 150度
衿の仕様:特に無し
その他:特に無し
※ 数値の範囲は、年代・企業により開きがあります。
ゲーブルカラー と相性の良いスタイルは?
2-1.相性の良いネクタイは?
幅が細いネクタイと、相性が良いです。
一般的な幅・厚みのネクタイとも、相性は悪くはないですが、結び玉が小さくなる様に結んでください。
生地や芯地が厚かったり、幅が広かったりする、結び玉が大きくなりやすいネクタイとは、相性が悪いです。
セッテピエゲほど厚いネクタイとは、相性がとても悪いです。
相性の良い服装は?
羽衿が小さいため、細いラペルのスーツや、細い幅のネクタイと合わせるとまとまりやすいです。
そのため、一般成人男性よりも細身、または、小柄な方に似合いやすいです。
ゲーブルカラー の注意点は?
顔が大きな人は、小さな羽衿と比較されてしまい、より顔が大きく見えやすいです。
また、身体が大きな人も、全身との比較により、バランスが悪いと感じられてしまうことがあります。
そのため、衿を身につけた状態で鏡に全身を映して、客観的にバランスを確認することをオススメします。
また、「ゲーブルが愛した衿」というコンセプトの形状を維持するために、「剣先の長さ・開き・カッティング の変更」などは行うことができません。
調整したい場合は、「ショート ワイド カラー」を選択してください。
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