シャツの衿デザインの「バリモアカラー」を紹介します。
【シャツの衿デザイン】一覧
オーダーメイドシャツ用語辞典の「衿デザイン全般」に関するページです。
詳細は、各デザイン名についているリンク先で紹介します。
ツーピース カラー type
羽衿と台衿(JIS規格では羽根えりと台えり)の2つの部位に分かれた衿です。
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バリモアカラー とは?
名前の由来は?
ジョン・バリモアが好んで着ていたことから、「バリモアの衿」と付けられたデザイン名です。
クラシカルなイメージを持つデザインです。
別名は?
構造由来の名前
- 剣先の長さが 長く、狭い 剣先の開きの 衿 という意味で「ロング ポイント ナロー スプレッド カラー」を省略して「ロング ナロー カラー」
デザイン名
- ジョン・バリモア以外にも、ハリウッドスターなどにも好まれていたことから「ハリウッドカラー」「カリフォルニアカラー」「ダンディカラー」
おおまかな特徴は?
ロングポイントカラーの一種で、剣先が鋭く、長く垂れ下がったように見えることが特徴です。
詳細な基本形状は?
衿の構成:ツーピース(羽 + 台)
台衿ボタンの数:1個
前台衿の高さ:2.0 ~ 3.0cm
剣先の形状:剣型
剣先の長さ:10.0 ~ 14.0cm
剣先の開き:0 ~ 60度
衿の仕様:特に無し
その他:特に無し
※ 数値の範囲は、年代・企業により開きがあります。
バリモアカラー と相性の良いスタイルは?
相性の良いネクタイは?
幅が細いネクタイと、相性が良いです。
衿の存在感を考えると、一般的な幅・厚みのネクタイとも相性は悪くはないですが、衿が浮きやすいので結び玉が小さくなる様に結んでください。
生地や芯地が厚かったり、幅が広かったりする、結び玉が大きくなりやすいネクタイとは、相性が良くはないです。
セッテピエゲほど厚いネクタイとは、相性がとても悪いです。
相性の良い服装は?
クラシカルなスーツスタイルと相性が良いです。
ジャケパンやノータイなどの、カジュアル寄りのスタイルには合いにくいです。
バリモアカラー の注意点は?
剣先の開きが広い衿と違って、ネクタイの結び玉が大きいと衿が浮いてしまい、不格好になりやすいです。
そのため、バリモアカラー用にネクタイを揃えることをオススメします。
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