シャツの衿デザインを施した「ホリゾンタル パターン カラー」を紹介します。
※ ホリゾンタルカラー とは、別のデザインです。
ホリゾンタルパターンカラー とは?
名前の由来は?
ホリゾンタルパターンカラーを直訳すると 水平柄の衿 となり、「羽衿の外回りが直線で、柄の横縞が強調された衿」の事を指します。
生地が限定されるデザインのため、事前に衿型を用意している企業はやや少なく、オプションとして対応していることもあるようです。
同様のデザインはツーピースカラーに限らず、スタンドカラーやワンピースカラーなどにも存在します。
なお、このデザイン名に使用されている「パターン」は、服の型紙という意味ではなく、模様という意味です。
別名は?
構造由来の名前・デザイン名、共に特にないです。
おおまかな特徴は?
羽衿の外回りが直線で、縞柄を強調できることが特徴です。
そのため、ストライプ や ボーダー(ホリゾンタル ストライプ)、90°に交わるチェック などの生地を使用することが前提の衿型です。
詳細な基本形状は?
衿の構成:ツーピース(羽 + 台)
台衿ボタンの数:1個
前台衿の高さ:2.0 ~ 3.0cm
剣先の形状:剣型
剣先の長さ:特に無し
剣先の開き:特に無し
衿の仕様:特に無し
その他:衿外回りが直線的
※ 数値の範囲は、年代・企業により開きがあります。
ホリゾンタルパターンカラー と相性の良いスタイルは?
相性の良いネクタイは?
ホリゾンタルパターンカラーをツーピースカラーに仕立てた場合、剣先の開きの度合いによって羽衿の長さが変わり、印象が変わりますが、
幅が細いネクタイと相性が良いことが多いです。
相性の良い服装は?
柄の特徴を見せるためには、羽衿の外回りが見える状態でなくてはいけません。
一般的なジャケットを着てしまうと柄の特徴を隠してしまうため、ノーカラーのベストや、カーディガンなどの軽快なスタイルに合わせた方が良いです。
ホリゾンタルパターンカラー の注意点は?
柄を強調するための直線を維持するために、「鎖骨突出」「剣先の長さの変更」などの補正を行うことができません。
体型やバランスが気になる方は、補正ができる衿型を選択してください。
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