使って比較!アイロンいら~ず 1・2の性能の違いはどこにでる

4.0
便利な小ネタ・まとめ

初代 アイロンいら~ず が故障してしまったため、2 を購入しました。
そこで、アイロンいら~ず 1・2 の違いを比較してみました。

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アイロンいら~ず2 とは?

アイロンいら~ずとはその名の通り、アイロンがけ不要で服をパリッと仕上げることができるシャツ用の小型衣類乾燥機です。
アイロンがけとは違い、生地の表面をテカらせてしまう心配がなく誰にでも簡単に取り扱えます。

1と2の大きな違いは2点です。

ひとつめは、ズボン乾燥が可能になったことです。
うちでは1の時点から【犬神家】と呼んでやっていましたが、専用バッグができたことでバランスよく乾かすことができます。

ふたつめは、自立型になったことです。
1は基本的に吊り下げ型でしたが、本体の安定性を強化したこと と バッグ内に伸縮可能なハンガーが追加されたことにより自立可能になりました。

ただし機能アップだけを喜んではいられません。
【公式】サンコー通販オンラインショップでの価格は、1が8,480円 → 2が12,800円 と1.5倍の価格になってしまいました。

これらの点をふまえて、アイロンいら~ずは1と2のどちらを買うべきなのかを比較します。
ヘビーユーザーならではの口コミ比較をお楽しみください。

※ 検索ワードには アイロンいら~ず3 というものがあがっていますが、このページを書いている2022年2月現在では正規商品は 2 までです。
類似商品にご注意ください。

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あいろんいら~ず2を使いながら比較

実際に使いながら比較していきます。

組み立てながら比較

まずは本体が少し重くなっています。
形状も裾広がりになっており、1よりも安定感がありそうです。

組み立てていきましょう。

まず、パーツが多くて面倒です。
1はほぼ組み立てる手間がなかったですが、2はパーツが多く手間です。

またパーツの精度がやや不安定なようで、スカスカな部分とギチギチな部分があります。
やや強引に組み立てなくてはならないため、プラスチック同士でトゲを作ってしまいケガをしないように注意が必要です。
特に ハンガーパーツを1つにつなげる部分や、ハンガーにピンチを取り付ける時は壊しそうなので要注意です。

ハンガーバッグの形状は変わりましたが、ファスナーで空気圧を調整できる仕様が変わっていなくて安心しました。
頭の部分にも穴はあるため、ハンガーで吊り上げながらバランスをとることも可能な様です。
ただし、ぶら下げは構造的に無理ですね。

個人的に嬉しいのは、ハンガーバッグのサイズが一般サイズになったことです。

1のハンガーバッグは 小がメンズ2L用・大がメンズ4L用くらいでした。
2のハンガーバッグは SがメンズM~L用・Lがメンズ2L用くらいです。

そのため、一般家庭や女性にも使いやすいサイズ感になったように思います。
ただし、もう少し袖丈が長い方が良いようにも感じました。

シャツを乾かしながら比較

それではシャツを乾かしてみます。

シャツを着せつけてもバランスが崩れることはなく、しっかりと自立しています。
そのため吊るす場所がなくても、コンセントさえあればどこにでも置けるのは便利です。

着せ付け方は1と変わりないです。
使い方の説明や、細かな着せ付け方のポイントは前に書いた記事に載っているので確認してください。

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1と2で仕上がり方も使用感も特に差はなく、どちらも良好なようです。

さて本題のズボン乾燥機能に移ろう・・・と思ってハンガー部分を取り外したところ、伸縮ロッドのヘッドについていたプラスチックパーツが持っていかれました。
ハンガーバッグを傷つけてしまうので何とかしたいですが、ギチギチにはまって取り出すことはできませんでした。

デニムを乾かしながら比較

安全に乾燥できるか?

それではデニムを乾かしてみましょう。

検証用には、メンズ製品によく使われる12~14オンス程度の中肉のデニムを使用しました。

伸縮ロッドには伸び止まりのストッパーがないので、勢いよく伸ばすと取れてしまいました。
ギリギリまで伸ばすと負荷がかかりやすいため、あまり伸ばしすぎないようにしましょう。

ズボンエアバッグをかぶせてみます。
随分と長いので、身長2mの股下が長い人でも使えそうです。

デニムを穿かせてみます。

濡れたデニムの重みに負けず、バランスを崩さずに安定しています。

送風してみてもバランスは崩れることがなく、しっかりと安定しています。
安全に乾かすことに関しては、まったく問題なさそうです。

綺麗に仕上がるか?

ここからは仕上がりについて少し細かく見てみます。

公式サイトの写真にデニムを使用していることから、ズボンの中でもデニムの乾燥を想定しているようです。
ただしバッグや機器自体の構造がデニムに合っていないため、股下のヒゲに関してだけいえばより深くシワになってしまいます。

まず伸縮ロッドの傾斜が合っていません。
デニム等運動量のあるパンツ類をメインにするのであれば、V字に調整できるものにしておけば良かったと思います。

Q. では安全性を欠くかもしれませんが、伸縮ロッドを外したらどうなるでしょうか?
→ A.乾燥バッグの形状が合っていないため、やはりヒゲは深く作られてしまいます。

もう1点、仕上がりに難があるのが裾です。

ズボンエアバッグの先端には調整用のファスナーはなく、小さな穴が複数あいているだけでした。
そのため裾の先がかなり膨らんでしまい、裾をめくり上げてしまうのです。

デニムの場合は許容内ですが、スウェットのリブの場合はがっつり巻き上げられてしまうのでNGです。
そのため【股下が乾いて・裾が乾ききる前】に吊り干しに戻した方が良いでしょう。

安全性やコストカットのために構造を簡素化しているのは分かりますが、せめて乾燥バッグはもう少しこだわって作って欲しかったです。
期待し過ぎた感は否めませんが、残念です。

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結果を比較

項目ごとに比較します。

項目 アイロンいら~ず 1 アイロンいら~ず 2 優れたほう
値段 8,480円 12,800円 1 の方が安い
消費電力 1,000W 1,250W 同じ時間なら 1 が安価
設置方法 ハンガー吊り下げ 自立 2 の方が便利
安定感 やや不安定(1,400g) 裾広がりで安定(2,000g) 2 の方が安定感がある
簡便性 パーツが少ない パーツが多く、もろい 1 の方が頑丈
シャツバッグ 大きな男性用(2L~4L) 男女兼用(M~2L) 2 の方が一般家庭向き
シャツ仕上がり 良い 良い 1・2 どちらも良い
ズボン仕上がり 機能なし 乾くが仕上がりに難あり ズボンを乾かすなら 2

アイロンいら~ず 1 は、シャツ乾燥の専用機として優秀です。
パーツが少なく頑丈で、すぐに使い始めることができます。
ただし、乾燥バッグが大きすぎるので、女性が使う際には空気圧の調整が難しいかもしれません。
コスパが良いシャツの乾燥機が欲しいのであれば、初代のアイロンいら~ずをオススメします。

アイロンいら~ず2は、ズボンも乾かすことができるため便利な乾燥機です。
ズボンの仕上がりはもう一歩というところですが、バッチリ乾燥します。
安定して自立するため置き場所にも困りにくいですし、転倒を検知したら動作が停止するため安全性も高いです。
ただし、パーツの組み立てに難があります。
家庭での利便性を重視するのであれば、アイロンいら~ず 2 をオススメします。

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まとめ

アイロンいら~ず 1 ・ 2 のどちらもシャツの乾燥機としては優秀です。
生活スタイルに合わせて、機能かコスパかを選んでください。
花粉や梅雨の時期にとても便利なので、ぜひ使ってみてください。

あとは、寿命が長ければいうこと無しだと思います。
また買い直す機会があるとしたら、わたしは 1 を買うと思います。

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