シャツの衿デザインの「チャイナカラー」を紹介します。
【シャツの衿デザイン】一覧
オーダーメイドシャツ用語辞典の「衿デザイン全般」に関するページです。
詳細は、各デザイン名についているリンク先で紹介します。
ツーピース カラー type
羽衿と台衿(JIS規格では羽根えりと台えり)の2つの部位に分かれた衿です。
...
チャイナカラー とは?
名前の由来は?
チャイナカラーを直訳すると 中国の衿 となり、「チャイナドレスに用いられる衿型」の事を指します。
ただし、マンダリンカラーと呼ぶ方が、歴史に基づいているため、正式な呼び方といえます。
シャツの定番衿型のひとつで、一般的なビジネススタイルのイメージに差をつけやすいデザインです。
別名は?
構造由来の名前
- 台衿のみで構成されていることから、「スタンドカラー」とも呼ばれますが、別デザインとして扱います。
デザイン名
- 中国の清朝で官僚が着ていた服から、「マンダリン カラー」
- 中華人民共和国を建国した毛沢東が好んで着ていたことから、「マオ カラー」
- 上記の理由により、中国人が好んで着ているイメージから、「チャイニーズ カラー」
- インドの初代首相のジャワハルラール・ネルーが好んで着ていたことから、「ネールカラー」
おおまかな特徴は?
台衿が突き合わせになっていることが特徴です。
それに関連して、身頃への縫いつけ方が一般的なシャツと異なります。
詳細な基本形状は?
衿の構成:台衿のみ
台衿ボタンの数:無し
前台衿の高さ:2.0 ~ 3.0cm
台衿の前端形状:丸型
その他:台衿の前端を突き合わせる形状により、第一ボタンがなくなるため、身頃のボタン位置を上げて、身頃第一ボタンの穴のみ横穴に変更する。
※ 数値の範囲は、年代・企業により開きがあります。
チャイナカラー と相性の良いスタイルは?
相性の良いネクタイは?
ネクタイ全般と相性が良くないです。
相性の良い服装は?
ビジカジスタイルと相性が良いです。
首回りが涼しく、シャツ1枚でもさまになりやすいですが、ビジネス感が少ないため、クールビズに用いるにはあまり向いていません。
チャイナカラー の注意点は?
特にないです。
コメント