シャツの衿デザインの「オフィサーカラー」を紹介します。
【シャツの衿デザイン】一覧
オーダーメイドシャツ用語辞典の「衿デザイン全般」に関するページです。
詳細は、各デザイン名についているリンク先で紹介します。
ツーピース カラー type
羽衿と台衿(JIS規格では羽根えりと台えり)の2つの部位に分かれた衿です。
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オフィサーカラー とは?
名前の由来は?
オフィサーカラーを直訳すると 士官の衿 となり、
士官の制服によく用いられた衿である「前で突き合わせた立ち衿」の事を指します。
シャツに用いられることは少なく、ビジネススタイルにはあまり向きません。
学生服(学ラン)やコックコートに用いられることの多いデザインです。
別名は?
構造由来の名前
- 隙間のない 衿(ぴったりと隙間なく首に沿う 衿) という意味で、「詰襟」
デザイン名
- 特にないです。
おおまかな特徴は?
台衿が突き合わせになっていて、隙間がないことが特徴です。
それに関連して、身頃への縫いつけ方が一般的なシャツと異なります。
詳細な基本形状は?
衿の構成:台衿のみ
台衿ボタンの数:無し
前台衿の高さ:2.0 ~ 3.0cm
台衿の前端形状:角型 または つぶし丸型(半径0.25cm程度)
その他:ホックなどで、衿の前中心が開かない様にすることが多い
※ 数値の範囲は、年代・企業により開きがあります。
オフィサーカラー と相性の良いスタイルは?
相性の良いネクタイは?
ネクタイ全般と相性が良くないです。
ループタイなどと合わせるか、タイを付けない方が着こなしやすいです。
相性の良い服装は?
ビジカジスタイルと相性が良いです。
首回りが涼しく、シャツ1枚でもさまになりやすいですが、ビジネス感が少ないため、クールビズに用いるにはあまり向いていません。
オフィサーカラー の注意点は?
特にないです。
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