オーダーメイドをについて、分かりやすくシンプルに紹介しています。
今回は「バイオーダー」に関してです。
※ このページでは、オーダーメイドにもレディメイド(既製品)にも完全には一致しない受注方法として、展示会や受注会などで多く用いられるバイオーダーの形式を紹介します。
制服などにも用いられる受注形態ですが、ここでの説明は割愛します。
Q. バイオーダー とは?
A. 注文を受けてから作り始める受注形態で、広い意味では一部のオーダーメイドも含まれてしまいます。
「by order とは ~の注文によって」という意味で、注文内容が決定してから製品を作ります。
Q. どんな特徴のオーダー方法?
A. あらかじめ決められたデザインから好みのものを選び、サイズを指定して注文します。
既製品の様にあらかじめ製品を作って売られているのではなく、購入されてから製品を作ります。
注文してからすぐに作り始めるものもありますが、展示会などの開催期間中に注文を受けたものをまとめて作り始めるものが多いです。
Q. 体型にはどう合わせる?
A. 展示されているサンプルを試着し、自分の体型にあったサイズを選びます。
既製品よりもサイズに柔軟に対応してくれることもありますが、基本的には既製品とあまり変わらないです。
Q. デザインはどのくらい選べる?
A. 規格が決められているため、ひとつのデザインに対して変更できる部分はごく少量です。
基本的には既製品とあまり変わらないです。
Q. 生地はどのくらい選べる?
A. 生地を含めてデザインの規格として決められているため、あまり種類はないです。
基本的には既製品とあまり変わらないです。
Q. 値段は?
A. 先行受注としてのバイオーダーの場合は少し安く手に入ることもありますが、基本的には定価です。
Q. 受け渡しまでの期間は?
A. 注文してすぐに生産にとりかかるタイプは、1週間~1か月程度かかることが多いです。
展示会などの開催期間を終えてから生産に取り掛かるタイプは すべてのお客様の製品が仕上がってからのお渡しになるため、1~3か月程度かかることが多いです。
Q. 2回目以降の購入は?
A. 初回と同じように購入してください。
Q. まとめると、どんなオーダー?
A. 販売形態が違うだけで、選べる範囲や製品の質などは既製品と変わらない事が多いです。
ただし製品として先に作らない分だけ既製品よりも攻めた企画がしやすく、お店にはあまりおいていない様な面白みのある製品があることも少なくはないです。
そのため、一般的には取り扱いが少ないデザインを買いたい人が出会う可能性がある販売形態ですが、あえてこの受注形態にこだわる必要はないです。